ある日の気づき

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キリスト教

アウグスチヌスによるカトリック教会でのキリスト教の歪曲

マイケル・ハドソンの論説から抜粋ローマはいかにしてキリスト教を逆転させたか:慈悲から支配へ←原文「債務免除という概念は、メソポタミア青銅器時代の社会において、ハンムラビ法典に数多く規定され、ユダヤの伝統、現在私たちが旧約聖書、あるいはモーセ…

「マイケル・ハドソン研究会」の洋書和訳ページ(公開分)

マイケル・ハドソン研究会 の洋書和訳ページ(公開分)# 他のマイケル・ハドソン記事 ⊂ 「テーマ別×サイト別」リンク集「文明の命運」 cf. 「文明の運命」インタビュー@ワシが舞い降りたった「「民主主義とは何か、独裁主義とは何か、社会主義とは何か」→「…

西欧キリスト教世界の悪業と資本主義の宣伝(プロパガンダ)

節へのリンク 1. 論理的に「近代資本主義の起源」を考える1.1 「近代資本主義」を、どう定義すべきか1.2 「「近代資本主義」の起源」の常識的論理による説明2. 戦争との関連で「近代資本主義の起源」を考える更新履歴と同カテゴリーの記事←別記事に分離 はじ…

より早く「鎖国」の弊害から脱するには、どうすべきだったか

節へのリンク1. とは言え、和辻哲郎著「鎖国」の結論には賛成できない2. 近代西欧文明の早期受容を妨げた決定的要因3. もう一つの機会:対ロシア交易 はじめに^ 近年、「鎖国」という用語について「含みのある」態度をとることが歴史学会で流行しているらし…

読書日記:和辻哲郎の「鎖国」

バスティーユ襲撃事件当日のルイ16世の「日記」に、ただ一言 "Rien" (なにもなし)としか書かれていないという話は有名だが、これは、 彼の「日記」なるものが、いわば「趣味日記」でしかなく、最大の趣味の一つ(もう一つは錠前作り)である狩猟の獲物が「…

歴史ノートその3:キリスト教世界の「異分子排斥」傾向について

節へのリンクはじめに1. 欧州と欧州以外での異端排斥/ユダヤ教徒迫害問題状況の違い再考2. テオドシウスの「テッサロニキ勅令」: ローマ帝国でのキリスト教国教化更新履歴 はじめに^ 「キリスト教世界における「反ユダヤ主義」の起源について」関連メモ書き…

キリスト教世界における「反ユダヤ主義」の起源について

節へのリンク考察の手掛かりとなる歴史的事実歴史記述のバイアス1: ×迫害→○治安維持キリスト教出現以前のローマ帝国の宗教事情ユダヤ教は「具体的な生活規範」であることキリスト教の信仰内容の特異性歴史記述のバイアス2: ×迫害→○抗争キリスト教徒視点での…

哲人皇帝ユリアヌス

節へのリンク1. 「統治理念」の観点からの中立的評価の例2. 中立性に明らかな問題のある記述の例2.1 キリスト教固有の異分子への極端な攻撃性を伴う偏見に基く記述2.2 ユリアヌス死亡時の状況についての奇妙な「伝承」への言及更新履歴 キリスト教と不寛容 -…

キリスト教と不寛容

節へのリンク「汝の敵を愛せ」?キリスト教徒の無慈悲イエスの思想≠キリスト教/聖書の思想命題:「愛すべき「敵」」は「隣人」と見なせる範囲に限定されるキリスト教/聖書の思想=「「隣人」以外には不寛容であるべき」経済史的視点:「ローマのキリスト教…